<レッズ0-16カブス>◇21日(日本時間22日)◇グレートアメリカンボールパーク
カブスのジェーク・アリエッタ投手(30)が21日、敵地レッズ戦でノーヒットノーランを達成した。昨年8月のドジャース戦に続く自身2度目の快挙で、メジャーでは今季初。16-0という一方的な展開でも気を抜かなかった。
最後のアウトとなった右飛を見届けると、女房役のロスと抱き合い、チームメートもベンチを飛び出し輪に加わった。もみくちゃにされたアリエッタは「去年よりもリラックスしていた。制球が安定してきた6回に意識し始めた」と話した。微妙に変化する150キロ前後の速球を主体に、6三振を奪うなど圧倒。四球の走者4人を許しただけで「左打者の内角を突けたし、要所で低めに投げられた」と119球の快投を振り返った。打線もブライアントの満塁弾を含む5本塁打などで大量援護した。
14年までの5年間で通算34勝だったアリエッタだが、制球力が向上し昨季は22勝を挙げサイ・ヤング賞。今季はこれで4戦全勝、防御率0・87。現役最強右腕の呼び声も高い。
◆ジェーク・アリエッタ 1986年3月6日、米ミズーリ州生まれ。07年ドラフト5巡目(全体159位)でオリオールズ入団。10年初昇格。13年にトレードでカブス移籍。昨年22勝6敗、防御率1・77でサイ・ヤング賞と最多勝。通算139試合で60勝38敗、防御率3・59。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。今季年俸は1070万ドル(約11億7700万円)。
<アリエッタのノーヒットノーラン>
◆複数回達成は29人目(1900年以降)。最多はノーラン・ライアンの7度。前回から10試合目での達成は史上3番目の早さ。
◆16点差での達成は、1884年(18点差)以来132年ぶり。
◆これで24試合連続クオリティースタート(6回以上、自責3以下)。メジャー最長は67~68年にカージナルスのボブ・ギブソンが記録した26。