巨人西村「ホッ」今季初登板で無死満塁切り抜ける

8回表2死満塁、日本ハム谷口を見逃し三振に仕留め、声を上げてベンチへ戻る巨人西村(撮影・たえ見朱実)

<日本生命セパ交流戦:巨人5-4日本ハム>◇4日◇東京ドーム

 巨人西村健太朗投手(31)が、今季初登板でホールドを挙げた。1点リードの8回に登板。無死満塁の大ピンチを招いたが、レアードをスライダーで空振り三振、代打矢野をシュートで一ゴロに仕留め、谷口はこの日最速の151キロで見逃し三振に抑えた。

 昨年9月に右肘のクリーニング手術を受け、3月に実戦復帰。3軍、2軍を経て、1軍に昇格した右腕は「緊張しっぱなしでしたが、抑えられて、ホッとした。阿部さんにも声を掛けていただき、すごくありがたかった」と感謝した。