東北福祉大・大塚監督、母死去隠し気丈指揮も無念…

試合後、唇をかみしめる東北福祉大の大塚監督(撮影・足立雅史)

<全日本大学野球選手権:上武大5-4東北福祉大>◇9日◇準々決勝◇神宮

 亡き母に勝利は届けられなかった。東北福祉大の大塚光二監督(48)の母孝子さん(享年84)が9日未明に胃がんで亡くなったが、気丈に指揮を執った。

 相手左腕のテンポの良い投球に翻弄(ほんろう)され、8回まで散発4安打。0-3の9回に意地を爆発させた。3連打で4点を奪って一時逆転。だがその裏にエース城間が4安打を浴びてサヨナラ負けを喫した。大塚監督は「選手たちには話してない。よく粘った。9回は1人が出ればという期待があった。ウチは城間で始まり、城間で終わるチーム。城間で負けたら仕方ない」と目を腫らした。