谷繁監督、大野と平田の活躍に「チーム引っ張って」

西武対中日 8回表中日1死二塁、2点本塁打を放った平田良介を出迎える谷繁監督(撮影・下田雄一)

<日本生命セパ交流戦:西武2-4中日>◇11日◇西武プリンスドーム

 中日が投打の両輪の活躍で接戦をものにした。勝率5割に復帰。

 肘の故障明け2試合目の選手会長・大野が粘りながら2失点にまとめて完投。打線もしぶとく犠飛2つで点を重ね、同点の8回に腰痛から復帰したキャプテン平田が勝ち越し2ランで試合を決めた。谷繁元信監督(45)は「投手は大野、野手は平田。2人がチームをどんどん引っ張ってほしい。その意味で今日はいい勝ちだった」と、ほおを緩めた。