今日2日から長期ロードに臨む阪神金本知憲監督(48)が鳥谷敬内野手(35)のスタメン復帰を当面見送る考えを明かした。
「だいぶ上がってきているけど、戻しどころが難しい。勝っているだけに。もし戻ってもやっぱり調子が上がらないと。その時じゃあどうするのと。そこはやっぱり配慮していきたいし配慮しないといけない。帰ってきてまた同じだったりね。ましてや負けたとか、それはちょっと」と胸中を明かした。
7月24日広島戦でフルイニング出場が667試合で途切れ、7試合連続スタメン落ち。この間は代打などで7打数4安打の上り調子で、ロードからスタメン復帰かと思われた。同時にチームは6勝1敗の快進撃。現メンバーが好調を引っ張っているだけに、戻しづらい状況だ。流れに逆らって戻しても、鳥谷が不調のままなら…。鳥谷だけでなく、チームに与える代償も大きいとの判断のようだ。
金本監督は「打てないチームの中から原口、孝介、ゴメスが上がってきた。トリが加わって普通通りの成績を残してくれたら、それは心強い。でもそうは簡単に戻せない理由がさっきの通りで…。ダメだった時のリスクを考えて慎重にいきたい。状況を見ながら、彼とも相談しないといけない」と慎重な姿勢を貫く。
今後は鳥谷本人とも話し合い、スタメン復帰の時期を見定めていく。もちろん控えが続いても、好調キープは最低条件だ。金本監督も満を持しての完全復活を願っている。【松井清員】