<巨人3-5中日>◇4日◇東京ドーム
勝ち運を持った男でも、巨人の負の連鎖は断ち切れなかった。マイルズ・マイコラス投手(28)が3点リードの8回に2失策が絡み4失点(自責0)。昨年からの連勝は外国人投手タイの14でストップした。試合後、サングラス姿でロッカー室から出てきたマイコラスは「状態は良かった」と言ったきり、敗戦の悔しさからか無言。失策についての質問には両手を広げて肩をすぼめ、連勝記録については通訳の最中に「アリガトウゴザイマス」と日本語で告げ、帰路に就いた。
連日、ミスから失点しての4連敗だ。8回、平田のボテボテの三ゴロに村田が猛チャージ。捕球できずに出塁を許すと、7回まで3安打に抑えていたマイコラスに狂いが出た。球が真ん中に集まりだして失点を重ね、1点差で降板すると、2死二、三塁でマシソンがエルナンデスに左前打。左翼からの返球をキャッチした捕手小林誠のグラブと二塁走者が接触して落球し、生還を許した。村田真ヘッドコーチは「(小林誠の)執念を感じなかった」と怒気をにじませた。
9回には沢村の1バウンドのフォークを小林誠が止められず1失点。高橋監督は「もう1点取れなかったのがこういう形になったのかもしれない」。3回以降は2安打無得点と鳴りを潜めた打線にも敗因を探った。
ルーキー小笠原にプロ初白星までプレゼントし、最下位中日に3タテを食らった。首位広島の背中は遠くにかすみ、3位DeNAの影も忍び寄ってきた。高橋監督は「何を変えたら勝てるとかそういう問題じゃない。今まで通りやることしか考えてない」と話すが、ここ10戦で1勝9敗。巨人の意地を見たい。【浜本卓也】