<阪神3-1DeNA>◇4日◇甲子園
甲子園のみなさま、お待たせしました。阪神は8回に逆転し、連敗を7でストップ。最下位転落を免れ、甲子園では7月31日中日戦以来の六甲おろしが響いた。8回、高山の同点打で追いつき、原口文仁捕手(24)が左越え2点二塁打。金本監督も35日ぶりの甲子園勝利に胸をなで下ろした。
同点の8回2死一、二塁で、DeNA須田が投じた1ボールからの2球目、甘く入った直球を原口は逃さなかった。「出場できた時になんとかしようという思いで準備をしていたので」。鋭いライナーは左翼関根の頭上を越えた。
直前、二塁走者上本が、けん制での帰塁で両足をつるアクシデント。約3分の空白が生まれていた。だが、原口は1人黙々とバットを振り込んでいた。「集中した方が勝つと自分の中で思っていたんで」。2回、7回にも安打を放っており、自身6度目の猛打賞は7月28日ヤクルト戦以来、1カ月ぶりだ。
金本監督 久しぶりの甲子園の勝利で、申し訳ありませんでした本当に。最下位目の前のチームをこれだけ応援してくれるんですから。
試合後、指揮官はこう述べて頭を下げた。あと1敗すれば、本拠地甲子園での勝ち越しがなくなる状況だった。3位DeNAと4ゲーム差に縮め、原口は「まだまだ諦めてませんので、僕たちも頑張ります。皆さんも熱い応援よろしくお願いします」とお立ち台で絶叫した。【梶本長之】