伊東監督「月も変わって3連敗しなかったのが一番」

1回裏ロッテ2死二塁、伊東監督(中央)は根元の右越え適時二塁打で生還した鈴木を拍手で迎える(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セパ交流戦:ロッテ8-1阪神>◇1日◇ZOZOマリン

 ロッテが快勝で、連敗を3で止めた。

 先発唐川は初回、阪神先頭の高山にソロを打たれたが、後は抑えた。7回7安打1失点で4月23日以来の白星となる2勝目を挙げた。

 打線は、先制された直後の1回に鈴木、根元の連続適時二塁打で3点を挙げ、逆転。5回に角中の適時内野安打で追加点を奪うと、8回には4安打4得点で駄目を押した。

 伊東勤監督(54)は「月、変わったよな? 月も変わって、3連敗しなかったのが一番」と、まずは6月白星スタートにホッとした様子。「唐川はいきなり打たれたけど、その後を抑えた。ボールに手応えがあったのでは。四球がなかったのが一番、評価できる。相手(先発メッセンジャー)は良い投手。チャンスは少ないと思っていたが、序盤で点数が取れた」と、投打を褒めた。最後は「今日の勝ちを明日に生かさないと」と締めた。