伊東監督「テンポ悪かった」涌井で敗れ5割以下確定

5回裏オリックス1死満塁、中島に2点適打を許し降板する涌井(右)(撮影・渦原淳)

<オリックス7-3ロッテ>◇19日◇京セラドーム大阪

 ロッテは連勝を逃し、今季71敗目。シーズンの勝率5割以下が決まった。

 先発の涌井が5回、もたなかった。2点先制直後の5回裏、T-岡田のソロなどで3点を失い、イニングの途中で降板した。

 打線が一時同点に追い付いたが、6回にチェン、益田の中継ぎ陣が踏ん張れず、逆転を許した。

 伊東勤監督(54)は「連勝、いけそうだったが。(涌井は)球数が多かった。我慢して投げて、(味方が)点を取った次の回をピシッと投げて欲しかった。今日はやってくれると思ったけど。先頭を出すのも多かったし、テンポが悪かった」と、今季3勝にとどまる涌井の投球を残念がった。