広島は先発小川らヤクルト投手陣の前に5安打に抑えられ、今季7度目の0封負けを喫した。先発薮田は6回に押し出しで先制点を許すと、7回にも1死満塁のピンチを招いて降板。代わった中田が山田に満塁弾を浴びた。敗れた緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -ヤクルト先発小川を攻略できなかった

 緒方監督 前回もなかなか点が取れなかったし、今回もチャンスはあったけど点が入らなかった。

 -先発薮田は中盤、踏ん張れなかった

 緒方監督 スピード的には出てたけど、イニングの入りでワインドアップのバランスが悪かった。引っかけたような投球で、前回みたいにコントロールし切れていなかったところが見えた。ツーシーム系にしても、もう1つ空振りを取れるような球じゃなかったのは前回との違い。

 -7回1死満塁で継投

 緒方監督 もちろん投げさせるときは投げさせる。今日はここらへんがいっぱいかなというところで判断させてもらった。(中田)廉には厳しいところの場面だったし、打たれたのは廉の責任どうのこうのじゃない。こっちがそういうタイミングで継投して、最悪の結果になったので、自分の継投ミスというか、自分の責任。また切り替えて明日から頑張ります。