DeNA井納、悔しい途中降板「僕に信頼がない…」

5回裏巨人2死二、三塁、陽岱鋼に逆転の2点右適時二塁打を許し悔しそうな表情を見せるDeNA先発の井納(撮影・小沢裕)

<巨人6-1DeNA>◇19日◇東京ドーム

 DeNA井納翔一投手(31)が6回1/3、5失点で負け投手となった。

 立ち上がりからインコースへの直球がさえ渡り、巨人打線を4回まで2安打に封じた。しかし1点リードの5回に2死二、三塁で、陽に2点タイムリーを打たれ勝ち越された。7回にも1死満塁で降板し、後続を託された平田真吾投手(27)が満塁本塁打を打たれ、チームも敗れた。

 井納は「真っすぐは内角を突けて、持ち味を出せていた。(捕手の)嶺井とリズムよく投げられていた」と手応えを口にする一方で、7回のピンチで交代。これに「あそこが僕に信頼がないことを示している。途中で降りたのは悔しい。これを次につなげないといけない」とリベンジを期した。