ボクシングのWBC世界ミドル級5位村田諒太(30=帝拳)が11日、14日に中国・香港で行われるプロ第10戦に向け、都内のジムで練習を打ち上げた。試合に向け、自身より20キロ近く体重が重いメキシコ人選手らを相手に73回のスパーリングを消化。3月に行った米ロサンゼルス合宿での40回と合わせると、過去最多のラウンド数をこなしてきた。「1発で終わる階級だし、まずはガードが重要。自然体で戦って、流れの中で効かせるパンチが打てれば」と意気込みを語った。
6日の長女佳織ちゃんの2歳の誕生日は家族で祝ったが、10日の結婚記念日、13日の長男晴道君の誕生日は、試合後に持ち越し。前夜には晴道君から「あと3回寝たら、5歳になるからさー」と、戦隊もののおもちゃをアピールされており、「良い形でお祝いできるように、しっかり勝ちたい」と気を引き締めた。
この日はシャドーボクシングと縄跳びで約1時間半汗を流した。練習後には体重もリミットを200グラム下回るなど、調整は万全。7月23日には米ラスベガスでの11戦目も決まっているが、「目の前の試合のことしか考えていない」。世界挑戦を見据え、今年を「勝負の年」と言い切る。今日12日に香港入りし、次につながる勝利を目指す。【奥山将志】