村田諒太7・23米でプロ11戦目へ1週間後再始動

プロ第10戦に勝利し、パンチ力強化をアピールした村田(撮影・奥山将志)

 【香港15日=奥山将志】プロボクシングのWBC世界ミドル級6位村田諒太(30=帝拳)が「実戦モード」を緩めず、次戦の準備に入る。4回TKO勝ちしたペドロソ戦から一夜明けた15日、香港市内のホテルで会見。7月23日には米ラスベガスで、プロ40戦以上の経験を持つジョージ・タドニパー(37=米国)との対戦が内定しており「ダメージもないし、1週間休んで練習を再開する。試合間隔が短いのは好き」と早くもプロ第11戦に気持ちを向けた。

 デビュー10連勝を飾った試合は、得意の右の強打に加え、ジャブ、アッパーを効果的に使い、KO負け経験のない相手を圧倒した。映像を見直し「パンチ力とプレスは自信になった」と手応えをつかんだ一方、左のバリエーションが少ない点を実感。3月に続き、米ロサンゼルスでのスパーリング合宿も計画しており「いろいろなタイプの相手に左を試してきたい。ダメージを与えることも、サイドに動く選手の対応も必要」とさらなる成長を期した。

 陣営は次戦の内容次第では、11月ごろの世界挑戦も視野に入れている。「ベガスで良い試合を見せて、村田に(世界戦を)やらせたいと思われるようにしたい。前回はアピール不足だったので、アメリカのファンの心をつかんで次につなげたい」と決意を語った。