井上尚弥V3、10回連打から右ストレートでKO

3度目の防衛に成功した王者井上尚(中央)は、観戦した石川遼(左)、武井壮と記念撮影(撮影・江口和貴)

<プロボクシング:WBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇4日◇神奈川・スカイアリーナ座間

 王者の井上尚弥(大橋)は挑戦者で同級1位ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)に10回3分3秒でKO勝ちし、3度目の防衛に成功した。

 打たれ強い相手に苦しんだが、最後は連打をまとめて右ストレートで勝負を決めた。戦績は23歳の井上尚が11戦全勝(9KO)、31歳のペッチバンボーンは47戦38勝(18KO)8敗1分け。

 前座では2012年ロンドン五輪男子バンタム級銅メダルの30歳、清水聡(大橋)が58・0キロ契約の6回戦でプロデビューし、李寅圭(韓国)に5回KO勝ちを収めた。