12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、プロ11戦無敗の村田諒太(30=帝拳)が、リングサイドから観戦した。

 ロンドン五輪バンタム級銅メダリストで友人の清水聡(30=大橋)のプロデビュー戦勝利に「どんな相手でもプロ1戦目は緊張する。結果的に勝てたことはよかった」と賛辞を送った。だが一方で「腰が高いし、前に出た瞬間にパンチをもらいそうになったこともあった。清水もパンチ力はあるが、プロは相手もパンチ力があるのでやられる。プロにアジャストする必要はある」と課題も挙げた。

 リング上の清水からは、一緒に世界王者になる意思を伝えられたが「北京、ロンドンの前には(日本人が)五輪でメダルをとるなんて想像できていなかったと思う。それを一緒に成し遂げた仲間でもあるので、同志がいるというのは心強い」と自身も奮起した。

 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで3度目の防衛を果たした井上尚弥(23=大橋)の圧倒的な力もたたえた。腰痛などを抱え、強打を温存した戦い方に「ボクシングの幅が違う。リスクを背負わずに倒しきるのはレベルが違いすぎる。尚弥の強さがあらためて証明された」。大橋会長の将来的なゴンサレス戦構想にも「1ボクサーとして見たい一戦。楽しみです」と期待を寄せた。