高橋ヒロムが新王者「楽しませろ」と声高に宣戦布告

IWGPジュニアヘビー級新王者の高橋ヒロムはベルトを手に引き揚げる(撮影・松本俊)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム◇観衆2万6192人

 高橋ヒロムがIWGPジュニアヘビー級で初防衛を目指したKUSHIDAを倒し、新王者となった。試合後の会見ではKUSHIDAに向けて「この3年間、新日本プロレスを支えてくれてありがとう。あとはあなたの世界を自由に、何も背負わずに楽しんでください」と不敵に笑った。

 挑戦者として先にリングに上がると、王者の入場に割り込んでいきなりドロップキックを見舞う強烈な幕開けを演出。会場は一気に熱を帯びた。王者の反撃にあいながらも、ロープ外側から場外へカナディアンデストロイヤーをさく裂させるなど派手な攻撃を見舞った。

 左腕を固め技などで執拗(しつよう)に攻められ、もん絶の表情を浮かべる場面もあったが、「負けたら何もかも終わる。絶対にギブアップはしない」と勝利への執念が痛みに勝った。終盤には2連続ジャーマンスープレックスを見舞い、王者に瀕死(ひんし)のダメージを与える。最後は頭から垂直にリングへたたき落とし、そのまま片エビ固めで3カウントを聞いた。「(チャンピオン)ベルトと一緒に旅をするよ。もっといろんな選手が出てきてくれ。俺を楽しませてくれよ」。新王者は声高に、世界中のレスラーへ宣戦布告した。