馬場・鶴田組と名勝負、ロン・バスさん68歳で死去

84年3月、ジャンボ鶴田さん(手前)を攻めるロン・バスさん

 馬場・鶴田組からタッグ王座を戴冠したロン・バスさんが7日(日本時間8日)、米タンパで68歳で亡くなったと米メディアが報じた。盲腸の破裂で入院し、手術後に合併症を患っていた。

 77年にデビュー、77年2月に全日本に初来日。帰国後、米国で頭角を現し、各地で多くの王座を獲得した。アウトローと呼ばれ、カウボーイスタイルの大型悪役として活躍。80年9月に国際プロレス、82~86年は全日本に参戦し、83年4月にスタン・ハンセンと組み、馬場・鶴田組からインターナショナルタッグ王座を獲得した。87年から89年までWWEで活躍し、91年に引退していた。(デーブ・レイブル通信員)