大相撲の西前頭筆頭の勢(30=伊勢ノ海)が9日、大阪・高槻警察署の一日署長を務め、市民に交通ルールの順守を訴えた。

 JR高槻駅前で同署員らとイベントに参加し、横断歩道時の歩行者と運転手とのアイコンタクトの大切さを力説。「お互いの目と目を見ることが、必要だと思います」と話し「信号をよく守り、交通安全に努めましょう」と唱えた。

 イベント後は高槻センター街のアーケードを約40分かけて歩き、商店主や買い物客らに交通安全を呼び掛けた。地元大阪出身だけに声援も多く「春場所は頑張ります。よろしくお願いします」と笑顔であいさつしていた。