嘉風流血、左目氷で冷やし「懐入れなかった」

鼻血まみれで土俵を下りる嘉風(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇8日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇嘉風(34)は白鵬の荒い攻撃を受け、血まみれになった。

 鼻と口から流血し、左まぶたは腫れた。左目の付近を氷で何度も冷やしながら「なかなか懐に入れなかった」と悔しげに話した。ダメ押し気味だった白鵬の最後の攻めについては「相撲の内容より、ダメ押しかと聞かれるのが残念」と、無念そうだった。