<大相撲夏場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館
優勝の望みは絶たれていた鶴竜(30=井筒)が、横綱の意地を見せた。まだ優勝の可能性が残っていた大関稀勢の里(29=田子ノ浦)に対し、相手十分の左四つになりながらも右上手を引きつけ、外掛けで体勢を崩す。重心が高くなった相手のスキを見て、一気に寄り切った。
稀勢の里の夢を打ち破り「(上手を)いいところが取れたんで、迷わず行けました。自分の責任を果たせるように、相撲に集中していただけです」と淡々と振り返った。
14日目で白鵬の優勝を許したことには「前半自分で崩して2敗したのがいけない。そこは反省しなきゃいけないこと」と自戒した。