K-1の55キロ世界王者・武尊(24=K-1ジム・チームドラゴン)と、小沢海斗(23=K-1ジムEBISU小比類巻道場)の場外第2ラウンドが21日、東京スカイツリータウンで突然行われた。

 この日、「K-1 WGP 2016」(6月24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)のファン大決起集会が同所で行われ、スーパーファイトに出場する武尊と小沢が、4月29日の会見で一触即発の状況となった場外第1ラウンドを再現した。

 Krush58キロの初代王者武尊と、武尊が返上した王座についた2代目現王者の小沢。はじめは別々に登場し、小沢が「武尊、首洗って待っとけ」、武尊が「僕が今までやってきたことに全くリスペクトがないので、本気で壊しにいく」と言い合うまでは問題なかった。

 ところが、2人でのフォトセッション直後、小沢のちょっかいに武尊が切れて乱闘寸前の騒ぎに。スタッフが必死に引き離し、その場はどうにか収まったが、遺恨は6月の試合直前まで、さらにヒートアップしそうな状況となった。

 4月29日の会見はYouTubeで約45万回再生された。今回はさらなる再生回数も予想される。