鶴竜がハリル日本に熱弁「ケーヒル意識するな」

支度部屋でリラックスした表情で報道対応する鶴竜

 4日目を迎えた大相撲の秋巡業が8日、さいたま市内の浦和駒場体育館で行われた。

 この3日間、土俵上での稽古を回避していた横綱鶴竜(31=井筒)が、この秋巡業で初めて土俵に上がり相撲を取った。「地元だから盛り上がるだろうな、と思って」と埼玉県朝霞市出身の平幕・大栄翔(22=追手風)を三番稽古の相手に指名。腰にやや不安を抱えるものの、慎重な取り口から全く寄せつけず、9連勝で締めた。

 巡業開始から3日間は、土俵にこそ上がらなかったものの、土俵下で汗を流していた。「いい運動をして体調も良かったから、今日から稽古しようと思いました。稽古しながら、これからも腰のケアを続けたい」と鶴竜。大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)に向けて「優勝しかない。そのためにも、しっかり稽古して感覚を取り戻したい」と、7場所ぶりの優勝を目標に掲げた。

 大のサッカー好きでもあり、W杯最終予選に臨んでいるハリル・ジャパンや将来の日本代表などについても熱弁。「日本はトップの岡崎や浅野以外はチャンスメーカーの選手が多いから決定力に欠けるのではないか」「2年後のW杯に向けてアンダー(世代別代表の枠)に関係なく(東京MFの)中島(翔哉=22)とかを代表に入れて経験させては」「(オーストラリア代表FW)ケーヒルを必要以上に意識することはないのでは」…と相撲のこと以上に? 多くを語っていた。