<相撲:第94回全国学生相撲選手権大会>◇5日◇東京・両国国技館
モンゴル人で日大主将を務めるバーサンスレン・トゥルボルド(4年)が、決勝で大波渥(東洋大4年)を寄り倒しで破り、初の学生横綱の座に就いた。
昨年12月に外国人初のアマチュア横綱に輝いたトゥルボルドは、これで大相撲の幕下15枚目格付け出しの資格を得た。アマ横綱になった昨年の資格は失効するが、12月の全日本選手権で連覇すれば、同10枚目格付け出しの資格を得られる。187センチ、183キロの恵まれた体で、去就が注目される。
大関照ノ富士(伊勢ケ浜)、前頭逸ノ城(湊)とともに、5年前に同じ飛行機で来日し、鳥取城北高に入学した。プロ入りした2人に対し「まだ力不足」という評価で、日大に入学。その日大勢としては、8年ぶりの学生横綱の座に就いた。
現アマ横綱というプレッシャーは「ない、と言ったらウソになります。頑張ってアマ横綱の名前を守れて良かった」と話した。1カ月前から、この大会に向けて食事、睡眠や稽古など、調整に余念がなかったという。2年前のインカレで発症した腰痛は「なかなか治らない」と抱えたままだが、名門の日大でも初の主将に任命されチームをまとめてきた。
得意は、基本的には右四つだが「左になった場合も考えてる」と、まわしを引きつけての相撲に徹する。6日の団体戦に向けて「チームの足を引っ張らないように、頑張ってきた仲間とどこまで行けるか、楽しみです」と連覇を目指す。