角界の真打ちになれ! 大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)で初の綱とりに挑む大関豪栄道(30=境川)に、異例の応援団ができた!? 落語家の三遊亭好楽(70)が6日、福岡・大野城市の境川部屋を初訪問。「もうね、頑張れ、頑張れですよ」と熱烈エールを送った。
境川親方(元小結両国)が現役時代から好楽のファンだったこともあり、好楽も豪栄道を応援。秋場所の初優勝時には祝電も送った。この日は、正午から福岡市の天神で行われた寄席の前に、朝早くから稽古を見学。番付下位の力士から次々と汗を流す中、最後に姿を現した豪栄道を見て「真打ち登場って感じでしたよね」と興奮した。
好楽が出演する人気番組「笑点」でも、若乃花以来18年ぶりの日本出身横綱誕生を願う声が高まっているという。「笑点メンバーで『豪栄道の優勝を応援する会』を結成したんです」と好楽。大阪出身の豪栄道も小学生のころは「コメディアンになりたい」という夢があったほどのお笑い好きで、心強い応援団になる。
勝負の場所まで、残り1週間だ。「疲れがたまってきた。やるときはやって、休む時は休みたい」と豪栄道。笑う暇などない厳しい綱とりの道の先に、高笑いできるゴールはあるのか。焦点は、そこに絞られている。【木村有三】