栃ノ心、出稽古で安定感 4日後の夏場所へ意欲

出羽海部屋への出稽古で、関取相手に7勝2敗だった栃ノ心(撮影・加藤裕一)=2018年5月9日、都内の出羽海部屋

 大相撲夏場所(13日初日、東京・両国国技館)で大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は9日、出羽海部屋への出稽古を行った。御嶽海、碧山、栃煌山と相撲を9番取って7勝2敗。春場所で崩れ気味だった立ち合いも本来の右から当たる形に修正した。春場所で痛めた右肩の状態を考慮し、春日野親方が大事をとって9番終えた時点でストップをかけたが、安定感を感じさせる内容だった。

 栃ノ心の表情は、初日の5日前に左足付け根外側を痛めた春場所前より格段に明るい。「(春場所とは)違うよね。肩も大事だけど、足、下半身の方がやっぱり(もっと大事だから)ね」。不安要素は動かし方で痛みが出る右肩のみで、この日も「(親方が止めなければ)もう少しやってた」と言う。10日も連日の出稽古を予定しており「もうやるしかないでしょ」。4日後に迫った本番へ、気持ちが盛り上がってきた。