大相撲の伊勢ケ浜一門の連合稽古が8日、都内の伊勢ケ浜部屋で行われ、2場所連続休場中の横綱白鵬(33=宮城野)が夏場所(13日初日、東京・両国国技館)への意気込みを語った。

 前日7日に引き続いて行われた連合稽古でこの日は、平幕の魁聖、宝富士と11番取って全勝。「四つ身になることを意識した」と話した通り、左右で四つに組んで寄り切る取組が目立った。

 途中合流した春巡業から、ここまで順調に稽古をこなしていて相撲勘も「少しずつ戻ってきている」と手応え。夏場所に向けては「いい緊張感を持って臨んでいきたい。(あと28勝の)幕内1000勝というのがありますから、いい足固めにしたい。初日からエンジンかけて千秋楽ま引っ張っていければと思う」と意気込んだ。