葵わかな「わろてんか」ラジオ局が打診20・5%

落ち着いた着物姿で新春会見にゲスト出席した葵わかな

 女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の17日放送の第88話が20・5%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、意識不明の状態だった藤吉(松坂桃李)が意識を取り戻す。そんな中、ラジオ局が風太(浜田岳)のところにやって来て、団吾(波岡一喜)の落語をラジオで流したい、と打診する。しかし風太はそんなことになったら、寄席に客が来なくなって会社がつぶれてしまう、と考える。ところが団吾はまんざらでもない様子。風太は団吾に、そうなったら借金を返してもらう、と迫る。一方、藤吉は見舞いに訪れた伊能(高橋一生)に不安な心境を吐露する。伊能はそんな藤吉を、てん(葵わかな)を悲しませるな、と勇気づける。