Ｋｉｎｇ　＆　Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２１）が７日、都内で行われた杉咲花（２０）主演のＴＢＳ系ドラマ「花のち晴れ～花男　Ｎｅｘｔ　Ｓｅａｓｏｎ～」（１７日スタート、火曜午後１０時）レッドカーペットイベントで、ジャニーズ事務所の先輩の嵐・松本潤（３４）から、アドバイスを受けたと明かした。

　「花のち晴れ－」は、０５年と０７年に井上真央主演でドラマ化された人気漫画「花より男子」の新章として集英社「少年ジャンプ＋」で連載中の、神尾葉子氏原作の同名漫画のドラマ化作品。平野は「花より男子」で松本が演じた道明寺司が率いた大金持ち男子グループ「Ｆ４」が卒業して１０年後の英徳学園高で、新たに「Ｃ５」を結成した神楽木晴を演じる。道明寺財閥と肩を並べる神楽木ホールディングスの御曹司で、道明寺に憧れる役どころ。第１話には、神楽木が幼少期に道明寺に憧れるきっかけとなった出来事の回想シーンがあり、道明寺を演じる松本も登場する。

　平野は、司会から松本とやりとりをしたかと聞かれ「実際にお会いはしていないんですけど、事務所のマネジャーさんを通して連絡をくださった」と語った。そして、松本が「花のち晴れ－」の原作漫画も全巻読んだ上で送ってくれた「気張らずに、格好つけずに（神楽木のヘタレな部分も）やったらいいよ」という、アドバイスを紹介した。

　平野は、杉咲演じる主人公江戸川音の婚約者で、三角関係となる馳天馬を演じる中川大志（１９）とともに、松本が道明寺を演じたシーンを撮影した翌日、そのシーンをモニタで見たという。平野が「道明寺さんが現れるシーンは、本当に、うわぁ…道明寺だ！　となりますよね。ずっと大志と、その話で盛り上がってました」と振り返ると、中川も「道明寺さんの撮影があった次の日に、一緒に見せてもらって、２人で震え上がりましたね。感動しちゃって」と興奮気味に語った。平野も中川も、道明寺を演じた松本から、一言では言い表せない大きなものを受け取って、よりいっそう、魂を込めて撮影に臨んでいることがうかがえた。【村上幸将】

　◆「花のち晴れ」メモ　「花より男子」の舞台となった資産家の子女が集まる英徳学園の１０年後の設定。「花男」では、井上真央が演じた庶民の女子高生の牧野つくしのほか、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力が演じたＦ４と呼ばれた男子４人組が登場した。今回も庶民の女子高生の主人公江戸川音を杉咲花が演じるが、今回はＦ４ではなく正しい５人を意味するＣ５が登場。平野紫耀、浜田龍臣、今田美桜、鈴木仁、中田圭祐の５人が演じる。また、ライバル校も登場し、中川大志が生徒会長を演じる。