来年1月スタートのNHK大河ドラマ「いだてん」の撮影が7日、熊本県内で行われ、前半の主人公金栗四三を演じる中村勘九郎(36)、四三の妻となる春野スヤ役の綾瀬はるか(33)らが会見を行った。

 勘九郎は「私、本日15歳ということで中学生の格好をしています。中学生の役をやるとは思っていませんでした」ニッコリ。さらに「金栗さんの生まれた熊本の地で撮れたというのもうれしいですし、今後も熊本にも訪れると思うので、思い出が作れたらいいなと思います。宮藤さんの脚本がめちゃくちゃ面白いので、2019年の大河ドラマ、めちゃくちゃ面白いものになると思います」と語った。

 綾瀬は「熊本の美しい自然や景色の中で撮影できるのは楽しみ。いだてんの後を一生懸命追い掛けたい」と抱負を述べた。

 日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から64年の東京五輪開催までを中心にした時代を描く。脚本は宮藤官九郎氏が手がける。会見には他に中村獅童、勝地涼も参加した。