杉咲花(20)が7日、都内で行われた主演のTBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(17日スタート、火曜午後10時)レッドカーペットイベントで、演じる主人公の江戸川音がKing & Princeの平野紫耀(21)演じる御曹司の神楽木晴を大きな肉の塊で殴ったシーンを、お気に入りのシーンに挙げた。

 杉咲は司会からお気に入りのシーン、もしくは撮影が大変だったシーンは? と聞かれ「私は肉で殴るシーン」と即答した。そのシーンは、集英社「少年ジャンプ+」で連載中の、神尾葉子氏原作の同名漫画にもあるといい「原作で見た時も衝撃でしたし、それが実際に台本にも入っていたので、どうなるのだろうかと思いながら、すごく楽しみにしていたんですけど、1発OKだったんですよ。うまくいって楽しかったです」と言い、笑った。

 そのシーンは、第1話に登場する。杉咲は「本当に大きいお肉で、めちゃくちゃ重くて、その(殴った)後、ずっと持ちながらしゃべっているんですけど、もう重すぎて手がドンドン落ちてきそうになるのを、こらえながらやっていました」と撮影を振り返った。

 一方、杉咲に肉で殴られた平野は、肉の感触を聞かれると「お肉の感触ですか? 感触は、痛かったですよ…シンプルに」と苦笑い交じりで振り返った。その上で「でも、女優さんなので、思い切りがいいというか、何回もやらせるわけにはいかないというので、思い切り1発できてくださった。逆に思い切りの良さが、気持ち良かった」と杉咲のプロフェッショナルな姿勢を強調した。

 ただ、思い出に残るシーンか? と聞かれると「人生で初めて…でも、最後であって欲しいですね。アゴ、外れそうになりましたからね」と苦笑を浮かべつつ、肉で殴られるのは、ごめんだとばかりに訴えた。

 レッドカーペットイベントには中川大志(19)、浜田龍臣(17)、飯豊まりえ(20)、今田美桜(21)、鈴木仁(18)、中田圭祐(22)も登壇した。【村上幸将】