勘九郎NKH大河へ体作り、1日10キロ走ることも

会見を行う前列左から杉本哲太、生田斗真、中村勘九郎、役所広司、竹野内豊、後列左から、武井壮、近藤公園、満島真之介、永山絢斗、古舘寛治、シャーロット・ケイト・フォックス

 歌舞伎俳優中村勘九郎(36)が20日、茨城県内で、主演する来年1月スタートのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)のロケと会見を生田斗真(33)ら共演者と行った。

 2人の主人公をリレー形式で描く作品。勘九郎は日本で初めてオリンピック(五輪)(12年ストックホルム大会)にマラソン選手として参加した前半の主人公、金栗四三を演じる。後半は阿部サダヲが東京五輪招致に尽力した記者の田畑政治を演じる。

 勘九郎は「こんな大河を見たことがないと言われるような最高の作品になっていると思う」とPRし、「マラソンの練習は約1年前から始め、今年1月から体を絞りはじめた。体脂肪は10%か11%。肉体作りをやっている」と紹介した。関係者によると1日に10キロ走ることもあるという。勘九郎は、猛暑の中で闘うアスリートを気遣うと最後は「2020年にスタジアムで応援したい」と語った。

 生田は「毎日撮影にワクワクしています。早くお客さまに届けたい」と笑顔を見せた。金栗と一緒に五輪に出場した陸上選手を演じる。永山絢斗、満島真之介、近藤公園、武井壮、古舘寛治、シャーロット・ケイト・フォックス、杉本哲太、竹野内豊、役所広司も会見に出席した。【中野由喜】