南米初開催のリオデジャネイロ・パラリンピックの聖火リレーは１日、首都ブラジリアから出発した。

　「勇気」などパラリンピックの理念が点字で刻まれたトーチは国内６都市で２５０キロの距離を７４５人に運ばれる。

　各都市で採られた火でつくる聖火は、７日に開会式が行われるリオデジャネイロ市中心部のマラカナン競技場の聖火台にともされる。

　６都市のうちブラジリア、ベレン、ナタル、ジョインビレで採られた火はおのおのがトーチに刻まれている４つのパラリンピック理念の１つを意味し、ブラジリアの火は「平等」。リレーはスタート前に中心街の市民公園で採火式典が行われ、約１２キロのコースを１０３人の走者が駆け抜ける。