岡崎100戦祝う、ハリル監督キスと記念ユニホーム

代表通算100キャップを達成した岡崎(左)にキスで祝福するハリルホジッチ監督

<W杯アジア2次予選兼アジア杯予選:日本5-0シリア>◇E組◇29日◇埼玉

 日本代表FW岡崎慎司(29=レスター)がシリア戦に先発し、歴代5位となる国際Aマッチ通算100試合出場を勝利で飾った。

 愛され続ける「岡ちゃん」が、FWで初めて100試合出場の偉業を達成した。試合前、岡崎はハリルホジッチ監督から最大級の敬意を受け、キャプテンマークを託された。先頭切って入場するのは2度目だが、コイントス後の審判団との記念撮影を忘れるほど慣れていない。それでも始まればいつもと同じ。ゴールに向かって走る。100試合、いつだってそうだった。

 「100試合というのは1人だけの力じゃない。ゴールを決められないことが多くて、もっとうまくなりたいって考えてここまできた」。通算得点は48点のまま自らを祝福するゴールはなかった。決められなかったときはいつも自分を悔やむ。それでも前半17分の先制点は、岡崎が競り合ったDFからのオウンゴールだった。節目の試合後は少しスポットライトを浴びた。

 田嶋会長から花束、ハリルホジッチ監督からは頬へのキスと100番のユニホームを受け取った。選手、スタッフの手で飛んだ胴上げの5度目は、お決まりのように落とされた。「岡ちゃん、おめでとう!」と先輩後輩も関係なく、髪の毛の生え際にウオーターシャワー。「まだ引退するわけじゃない」と照れ笑いし、「常に大先輩たちの背中を見てきた。自分もそういう選手になりたい」。変わらぬ愛情を受ける岡崎が、そこにいた。【栗田成芳】

 ▼国際Aマッチ通算100試合出場 FW岡崎慎司(29)が29日のシリア戦に先発出場して達成。DF井原正巳(122試合)GK川口能活(116試合)DF中沢佑二(110試合)MF遠藤保仁(152試合)に次いで日本代表史上5人目。FWとしては初。