東京五輪世代のU-19(19歳以下)日本代表が遠征先のバーレーンから帰国した。

 同遠征は10月に同地で開催されるU-19アジア選手権を想定。中2日で3試合を戦い、バーレーンの暑さ、ピッチ、食事などの環境を経験できた。

 内山篤監督(56)は「初めて行くのと2回目行くのでは違う。そこは大きな収穫。確認できたのは大きい」とうなずいた。

 ただマリ代表、バーレーン代表、メキシコ代表と戦い、勝ったのはバーレーンのみ。マリ、メキシコには守備が乱れ敗れた。内山監督は「やっちゃいけない失点が多い」と反省した。

 MF神谷優太(18=湘南)は「課題も見つかった。イージーなミスがあった。練習の努力次第で変わると思う。いい経験になった」。同世代は東京五輪世代としても注目される。神谷は「結果を出せばもっと目立つと思う。また結果を出さないといけない」と力を込めた。