広島稲垣V弾、浦和に逆転し開幕2連勝/浦-広2節

浦和対広島 サポーターと勝利を喜ぶMF青山(中央)ら広島の選手たち(撮影・野上伸悟)

 広島が敵地で浦和に逆転勝ちした。

 前半から攻勢に出たのは浦和だった。先制点は43分。右サイドをMF長沢和輝とMFマルティノスの連係で崩し、クロスをゴール前へ。1度はクリアされたものの拾ってふたたび攻め込み、DF遠藤航のクロスにフリーになっていたMF青木拓矢が頭で合わせてゴール右隅へ決めた。カウンターを狙ってくる広島の攻撃をDF槙野智章らが中心となって体を張って止め、1-0で前半を折り返した。

 後半に入り、広島が逆襲。21分、スローインから右サイドを崩すと、途中出場のFW柴崎晃誠が左足で決めて追いついた。さらに34分にもカウンターからMF稲垣洋が決め、逆転に成功した。

 浦和はMF武富孝介やFW李忠成を投入して攻勢を強める。41分には武富が右足で強烈なミドルシュートを放ったが、クロスバーに直撃した。結局最後までゴールにはつながらず。広島が勝ち点3を得た。