川崎F連覇 鬼木達監督「ホームで優勝できてうれしかった」試合後一問一答

川崎F対浦和 前半、川崎F家長(左)に指示を出す鬼木監督(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:川崎F1-1浦和>◇第34節◇3日◇等々力

首位川崎フロンターレは浦和レッズと引き分けたが、同時刻キックオフで開催された2位横浜F・マリノス-ガンバ大阪で横浜が敗れたため、2年連続で4試合を残してのJ1制覇が決まった。

鬼木達監督(47)の試合後の一問一答は、以下の通り。

    ◇    ◇    ◇

-試合をして総括

鬼木監督 結果うんぬんあるけど、ホームで優勝できてうれしかった。勝って終わりたかったが、コロナ禍で徐々にそういった中でホームで決められたことは良かった。先制したので、追加点、突き放すことはしたかった。引き締まったゲームをしてくれたと思う。

-試合の難しさ

鬼木監督 あのまま勝ちきりたい気持ちが出たか分からないが、ボールを取った後、前に行くパワーが落ちて、修正かけないといけなかった。主導権を持って、ボールを握り続けるべきだった。

-選手にどういう言葉を掛けたか?

鬼木監督 まずは、選手にお疲れさま、おめでとうとは言いました。ただ試合はまだ続く。次のゲーム、天皇杯を取ろうと話しています。本当に今日のゲームも、なかなか難しいゲームになりましたが、優勝しようという思いを中盤でこけそうな時も常に言ってきた。気持ちのところは落ち着いて出来たと思う。勝っても、どうなるか分からない状況。一戦必勝というか、そういう集中は持っていてくれたと思う。

-去年から積み上げたところは?

鬼木監督 勝負強くはなってきている。気持ちだけでは、勝負事は勝てない。経験、全体の意思統一というか、いい時にはどんどん行く。我慢の時は我慢をする。使い分けが徐々に出来ている。ただ拮抗(きっこう)したゲームが増えているので、いろいろなモノを積み上げていきたい。

-MF大島を少し下に下げた

鬼木監督 前から取りに行きたい。セカンドボールを拾えない中、正しかったか、自分のところで考えないといけない。いろんなポジションを試しながら、勝ちながら出来ればいいが、それも、いろんな形でチャレンジできれば。

-マリノスの結果は気になっていたか?

鬼木監督 ゲーム後に知りました。周りが喜ぶでもなく、悲しむでもなかったので、イマイチ分かっていなかった。ガンバがマリノスにリードしていることは聞いたが、待っている間に、どういう結果になっても、勝ちきれなかったけど、優勝決まったら喜ぼうと話していました。

-いつも通りだったか?

鬼木監督 ある程度は、いつも通り。もちろん平常心で戦うことも大事だが、勝ちたいんだ、という気持ちで試合に臨むことも大事。そういう気持ちを出させる行動をもっともっと出さないといけない。

-主力が多く抜けた中でのシーズン

鬼木監督 いろんな要素に、最初から引っ張られないようにしなくてはいけないと思っていた。結果が出なければ、誰が抜けたという話題になる。そうならないためにも、結果を残すことを思っていた。結果を出すために、人のところを育てていくとか、ただ、そこで焦っても人は育たない。マネジメントしていたところ。三笘薫、田中碧が抜けたところも、少し、我慢の時期という表現で、勢いが足りなくなっても、ここが耐えれば、また伸びると。選手に届いているか分からないが、焦れずに、焦らず、自分にも言い聞かせながらやっていた。選手を信じることが大切かなと。そんな感じで、4年、5年やっています。

◆鬼木達 おにき・とおる。1974年(昭49)4月20日、千葉県生まれ。市船橋から93年に鹿島入りし、川崎Fでもプレーした後、06年に引退。川崎Fでコーチなどを歴任し、17年から監督を務める。

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