コロンビア・ペケルマン監督一時はタクシー運転手

ペケルマン監督(2014年7月撮影)

<国際親善試合:コロンビア0-0エジプト>1日◇イタリア・ベルガモ

 前回のワールドカップ(W杯)に続いてコロンビアを率いるペケルマン監督は、選手よりも指導者としての長いキャリアで名を上げた。68歳で迎える3度目の本大会は上位進出も期待され「世界のトップクラスであることは、結果で証明するしかない」と意気込む。

 現役時代に目立った実績はなく、引退後はタクシー運転手を務めた時期もあった。30代で監督業を始めると、若手の発掘や育成で多くの実績を残した。母国アルゼンチンのU-20代表の監督として95、97、01年と世界ユース選手権(現U-20W杯)を3度制した。

 04年にA代表の監督に就任。05年に当時18歳のメッシ(バルセロナ)を代表デビューさせたが、06年W杯ドイツ大会の準々決勝では若き天才FWを起用せずに敗退し、采配が物議を醸した。

 12年からコロンビアを指揮し、14年W杯は準々決勝で開催国ブラジルに1-2で敗れた。それでも、ロドリゲスを中心とした攻撃的な戦いぶりで好印象を残し、契約を4年延長した。

 今大会も4年前の主力が残り「選手たちが成熟しているのでやりやすい」と信頼を寄せる。前回大会で4-1と圧倒した日本に対し「ポーランドやセネガルより、メンバーの多くがW杯を知っている。経験が重要な舞台なので注意する必要がある」と警戒する。