＜ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会：ポルトガル－ウルグアイ＞◇決勝トーナメント１回戦◇日本時間７月１日午前３時◇ソチ

　Ｂ組２位のポルトガルとＡ組１位のウルグアイの激突は、両チームのストライカーに注目だ。

　ポルトガルはＦＷロナウドがチーム５点中４点をマーク。カウンター攻撃からロナウドの突破力と得点力に期待したい。同じく３４歳のベテランＦＷクアレスマも状態が上がっており、２人の経験値に期待したいところ。ただ１次リーグ３試合では中盤の構成力にやや難があり、苦戦につながっている。ボランチに入るＭＦビリアン、モウティーニョがどれだけ前線へいいボールを配給できるか。勝負のポイントとなりそうだ。

　対するウルグアイは２トップのスアレス、カバニが強力。１次リーグは３連勝で終え、３戦目ではホスト国ロシアに３－０と完勝。スアレスは自らゴールに向かうだけでなく、周囲のチャンスを演出するなど幅広いプレーで貢献。かつてのキレやすい悪癖も出ておらず、それがチームの安定感へとつながっている。また、守備陣も今大会は無失点と安定。センターバックのゴディン、ヒメネスが強固な守備を見せている。チームは仕上がっており、ポルトガル相手でも自信を持って臨みそうだ。

　◆放送　ＮＨＫ　７月１日午前２時４５分