松山、独走20アンダー「状態悪すぎる割には…」

6番、パーパットを沈めガッツポーズする松山(撮影・下田雄一)

<男子ゴルフ:三井住友VISA太平洋マスターズ>◇第3日◇12日◇静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 世界ランク7位の松山英樹(24=LEXUS)が7バーディー、ノーボギーでこの日ベストタイとなる65をマークし、通算20アンダーの196で2位に6打差をつける独走態勢に入った。

 1番で第2打をグリーン左に外したが、2メートルを沈めてパーセーブ。ティーショットを右の林に打ち込んだ6番も3メートルのパーパットを残すピンチだったが、しぶとくねじ込んで拳を握った。「1番と6番は大きかったです」とうなずくターニングポイントだった。

 8番からは4連続バーディーで一気に後続を突き放し、最終18番も左足下がりの難しいアプローチをピンにピタリとつけてバーディーフィニッシュ。11年全英オープン覇者ダレン・クラーク(英国)が04年に作った22アンダーの大会記録に54ホールで迫る圧巻の内容だった。それでも本人は「状態が悪すぎる割にはスコアが出ています」とシビアに分析する。

 日本ツアー2連勝と2週前のHSBCチャンピオンズに続く出場2試合連続優勝に王手をかけ、自身初となる第1日から首位を守る完全優勝へ突き進んでいる。「自分が伸ばせば(ライバルが追い上げてきても)関係ないと思うので、伸ばすことだけ考えてやりたい」。漂う圧勝ムードにも、緩む気配は全くない。