小平智「僕の日じゃなかった」猛チャージもPO敗退

プレーオフでウイニングパットを決めて喜ぶH・W・リュー(手前)と小平(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:フジサンケイ・クラシック>◇最終日◇3日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金総額1億1000万円(優勝2200万円)

 小平智(27=Admiral)が今季初優勝を逃した。8打差22位から7バーディー、1ボギーで今大会ベストスコアに並ぶ65をマーク。通算3アンダーの281まで伸ばして一気に優勝争いへ加わったが、H・W・リュー(35=韓国)、スンス・ハン(30=米国)との三つどもえのプレーオフ(PO)に敗れた。

 ツアーでは自身初のPOに「どう戦うのか戸惑いもあった」。クラブハウスリーダーとして待機し、約40分後にリューが同じ通算3アンダーで終えたあたりで練習を開始。ホールアウトから1時間以上が経過して臨んだPOは第2打をグリーン手前のバンカーに打ち込んだ。目玉になっていたこともあり、第3打はピンを4メートルもオーバー。「僕の日じゃなかった」と唇をかみ、1メートル弱のバーディーパットがカップに蹴られた正規17番についても「“たられば”ですね。最後(正規18番で)いいパーを取れたので、後悔はしていない」と言った。

 3月に結婚した古閑美保(35)も応援に訪れ、声援に後押しされるようにリーダーボードを駆け上がったが、結婚後初Vはお預けとなった。「早めに一緒にトロフィーを持ちたい。毎試合、手応えは感じている。(勝てるのも)時間の問題だと思う」。獲得賞金は5000万円を突破し、ランク3位に浮上。挑戦の意向を固めていた欧州ツアーの最終予選会は手違いでエントリーできなかった。米下部ツアーの予選会なども模索しながら、まずは高額賞金の試合が増えていく秋の陣で勝利を積み重ねていくつもりだ。