丸山茂樹、ベースボールグリップ挑みプロの部19位

10番、ティーショットを放つ丸山茂樹

 丸山茂樹(48=セガサミーホールディングス)が、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、1オーバーでプロの部19位となった。

 16年9月のANAオープンを最後にツアーから離れ、昨年2月に左手親指の付け根を手術。復帰に向けてベースボールグリップに切り替え、同年6月に初めてラウンドした。そして、今大会がベースボールグリップで初めて臨む競技だった。「内容、グダグダだよ。ほとんど1パット」と苦笑しつつ「75を切れたら最高だと思っていた。1オーバーで回れたのはうれしかった」とも言った。

 患部の痛みはなく、毎日練習ができるようになったのが今年に入ってから。「中学3年だった頃のより下手かな」という自らの感覚を研ぎ澄ませようと、ゴルフ場で練習してから家に帰っても、クラブを振る日が続いている。最大のギャップを感じているのは飛距離。「今、当たって275ヤードくらい。飛ばない。280ヤードくらいはないと厳しい」とこぼす。さらに「ボールが全部右に飛びそう」と、振ることへの怖さも拭えずにいる。

 50歳になる来年9月以降の日米シニアツアー参戦を目標に、日米で実績を積み重ねたプライドを捨てることも厭わない。「打ったことのないような球を(ギャラリーの)目の前で見せたりするし、ティーショットが150ヤードくらいしか飛ばないこともある。でも、そこを乗り越えていかないと、次もない。恥ずかしいとか言ってられない。ボロボロだけど、挑戦する気持ちがなくなったら終わり。どんな形であれ、プレーができるなら、はいつくばってでも頑張りたい」。年内のツアー競技に出場するつもりはなく、まずは練習に明け暮れる。