東京五輪、野球など追加種目 4日未明に採用決定

 国際オリンピック委員会(IOC)は2日、五輪開幕前のリオデジャネイロで総会第1日の審議を開始した。2020年東京五輪の追加種目は3日午後3時(日本時間4日午前3時)以降に審議予定。一括提案される野球・ソフトボール、空手など5競技18種目の採用が確実な情勢の中、1日の総会開会式には世界空手連盟のエスピノス会長らも姿を現し、精力的に活動を展開した。

 追加種目の審議では、大会組織委員会の森喜朗会長と武藤敏郎事務総長、IOCのコーツ副会長とプログラム委員会のカラーロ委員長らが、合同プレゼンテーションを約20分実施する予定。質疑応答後に約90人の委員が投票し、過半数の賛成で正式に決まる。

 スケートボードとスポーツクライミング、サーフィンも提案される。国際スキー連盟会長のカスパーIOC委員は「伝統と若者向けの競技が融合し、五輪の魅力につながる。(採用は)100パーセント大丈夫だ」と歓迎し、古参のパウンド委員は「米大リーグ選手の参加に課題もあるが、一括提案だから問題ない」と指摘した。

 追加種目は五輪改革の目玉となっており、アジアの有力委員は「2年近いプロセスを踏んだ提案がもし否決されたら、バッハ体制の否定だ。それは現状ではあり得ない」との見方を示した。