いよいよF1日本GP コースレコード更新の期待も

早くも盛り上がりを見せる鈴鹿サーキット

 今週末、いよいよF1第16戦日本GPが行われる。10月5日木曜日の鈴鹿サーキットは3日間の指定席チケットを購入したファンのために開放され、朝9時からピットウォークが行われて早くも盛り上がりを見せている。午後にはドライバーサイン会が行われる。

 1976年の富士スピードウェイで始まった日本GPは今年で33回目、1987年から日本GPを開催している鈴鹿は今年で29回目の開催。F1マシンとタイヤが進化して速さが格段に増した今年の日本GPでは、2006年にミハエル・シューマッハが記録した1分28秒954のコースレコードが破られる可能性が高く、注目を集めている。

 4度の王者セバスチャン・フェッテルがかつて「神の手で作られたようなサーキットだ」と評した鈴鹿サーキットは、とりわけS字の高速コーナーが続くセクター1がF1マシンの空力性能がフルに発揮される場所として知られる。マシンの限界を引き出すドライバーの腕が問われる鈴鹿は、F1ドライバーたちにとっても最高のサーキットのひとつだ。「今年のサーキットの中で最も楽しみなのが鈴鹿だ」と語るフェリペ・マッサのように、史上最速と言われる2017年型F1マシンでの鈴鹿ドライブを心待ちにするドライバーも多い。

 F1ドライバーの多くはマレーシアGPの決勝後にそのまま日本行きの航空機に乗り、月曜の朝から東京を堪能。フェルナンド・アロンソやバルテリボッタスらは銀座や渋谷、秋葉原などを歩いたり、ダニエル・リカルドは昨年は満席で味わうことのできなかった「すきやばし次郎」の寿司を堪能したりと、ヨーロッパでは経験することのできない日本ならではのリラックスしたムードで鈴鹿入りしている。(米家峰起通信員)