大堀彩が初の4強「壁をようやく越えた」三谷に雪辱

全日本総合選手権 準々決勝で三谷を破り、初の4強入りを果たした大堀(撮影・戸田月菜)

 女子シングルスの大堀彩(21=トナミ運輸)が、三谷美菜津(26=NTT東日本)を2-1で下し、初の4強入りを果たした。大堀は「8強の壁をようやく越えられて、素直にうれしい」と胸をなでおろしながら笑みを浮かべた。第1ゲームは相手のミスを誘い、21-6で快勝。第2ゲームはミスが響き、第1ゲームとは逆の展開に。最大12点差をつけられるも、終盤で3連続得点を決め、第3ゲームに向けて流れを作った。第3ゲームは15点までは互いに譲らず接戦となる。相手のサーブミスを皮切りに、15-15から大堀が5連続で得点し、勢いそのままに21-17で制した。

 大堀にとって、三谷は因縁の相手だった。昨年の準々決勝でも対戦し、最大8点もリードしながら逆転負けを喫した。「昨年の悔しさがずっと残っていて…」。昨年のような点差の開いたゲーム展開になると、また同じように逆転されるのではないかという怖さがあった。「シーソーゲームのほうがやりやすいかなと思っていた」。第3ゲームはまさに思い通りの展開になった。「今までは自分がネットにかけたりコートの外に出したりして、自分からラリーを切ってしまっていた。相手が何もしないのに自滅が多かった。また同じことをしていては成長しない」。とにかく自分がミスしないことを徹底した。

 昨年の敗戦からの成長も感じていた。「去年はどこかで相手のほうが強いんじゃないかなと精神的に弱い部分があった。今は1年たって少しずつ結果も出てきて、勝ちたいという責任感がある」。課題となっていた食の細さも、克服しつつある。「食事面でのコントロールもできている。今の私にとって食事が1番の課題。食事をしっかり食べることが準備の半分を占める」と語った。

 2日の準決勝では、峰歩美(25=再春館製薬所)と対戦する。