女子シングルスでは仙台市出身で前回女王の佐藤冴香(26=ヨネックス)が、川上紗恵奈(19=北都銀行)に1-2で逆転勝ちした。

 第1ゲームは19-16から5連続失点で失ったが、第2ゲームは接戦を制して意地を見せた。「スピードが速くて体力がある相手なので、我慢勝負だと思った。低い展開にすると川上選手は強いので、ロビングを高くすることを意識しました」。第3ゲーム18-14からの失点場面では、微妙な判定に抗議したが「そこで焦ってしまってはもったいないと思った」と強烈なスマッシュをたたきつけて加点。「渾身の一発でした」と笑顔を見せた。

 福島・会津若松市出身の大堀彩(21=トナミ運輸)は、2-1で三谷美菜津(NTT東日本)に勝利。過去未勝利だった相手を突破し、初の4強入りを果たした。また、今大会の高校生唯一の8強入りした宮城・塩釜市出身の鈴木ゆうき(18=聖ウルスラ学院英智3年)は、全日本社会人優勝の峰歩美(再春館製薬所)に第2ゲームは最後まで競り合うなど健闘したが、ストレート負けした。鈴木は「自分は体力なさすぎ。一生懸命拾っても、まだだあ~って感じで笑っちゃいました。一瞬で終わりましたが、疲れました」。隣のコートでは男子のエース桃田賢斗(NTT東日本)でプレーし、数多くの客が詰めかけた有料試合に「ちょっと申し訳ないですよね。お客さんのことを考えるとびびっちゃうので、下か上を見るようにしていました。だから桃田さんも視界に入っていません」と初々しく初の大舞台を終えた。

 混合ダブルスでは、宮城・利府町出身の小林優吾(22=トナミ運輸)と秋田・八郎潟町出身の志田千陽(ちはる、20=再春館製薬所)組が高階知也(トリッキーパンダース)江藤理恵(岐阜トリッキーパンダース)組に2-1で勝ち、ペア結成3戦目で4強に初進出。女子ダブルスも、永原和可那(21)松本麻佑(22=ともに北都銀行)が福万・與猶組(再春館製薬所)に2-0、米元小春(26)田中志穂(25)組は、相手棄権による不戦勝で準決勝に進出した。

 各種目準決勝は2日に行われる。