加藤条治、4度目五輪切符に決意「金メダルを取る」

男子500 メートル コーナーを曲がる加藤条治(撮影・山崎安昭)

 10年バンクーバー五輪男子500メートル銅メダリスト加藤条治(32=博慈会)が34秒683の3位に入り、4度目の五輪代表の座を確実にした。最初の100メートルをトップタイの9秒49で突っ込むと、そのまま加速を維持し、代表圏内の3位に食い込んだ。

 原点に立ち返ったことが、4度目の五輪を引き寄せた。今季はスタートで力みすぎて、3、4歩目でリズムを乱すことがあった。この日は朝から「絶対に頑張らない」と、スタートでうまく力を抜くことを心掛けた。「昔やっていたことを思い出した。落ち着いて1歩1歩丁寧に滑ることで加速につなげた」とレースを振り返った。

 今季は開幕当初から五輪本番にピークを合わせようとしている。「今日の実力ではメダルに届かないが、五輪へ仕上げる」と力強く言った。06年トリノ五輪から金メダル候補。32歳のベテランは「ずっとメダル候補といわれながらメダルは1個だけ。(平昌の)目標は金メダルを取ること」と、世界の頂点を見据えた。