【阪神週間〈5〉真弓明信】自分に重ねた極意「全部本塁打するつもり」/代打の神様3
阪神特集。最終日は真弓明信氏の登場です。味わった者にしか分からない、阪神ならではの「代打の切り札」像とは―。(2015年3月12日掲載。年齢、所属などは当時。敬称略)
プロ野球
?中心打者から徐々に
川藤幸三(阪神OB会長)が言うように「代打の神様」は基本的に元々が中心打者だ。
クラウンから移籍後、俊足と強打で鳴らし、85年日本一時には脅威の1番打者として活躍した真弓明信(日刊スポーツ評論家)もそうだった。90年代に入るとスタメンが減り、徐々に代打の切り札になっていった。
◆真弓明信(まゆみ・あきのぶ)1953年(昭28)7月12日、福岡県生まれ。柳川商(現柳川)-電電九州を経て72年ドラフト3位で太平洋に入団。78年、田淵幸一らとの大型トレードで阪神へ移籍。83年に3割5分3厘で首位打者。2051試合、1888安打、292本塁打、886打点、打率2割8分5厘。現役時は174センチ、75キロ。右投げ右打ち。09~11年阪神監督。
真弓 出場機会が減っていくのは寂しいものだ。でも40歳が近かったし、年齢的にも体力的にも仕方ないと思えた。早い時期に言われていたら、どうだったか分からなかったけどね。
?妥協したら落ちる
よく聞くことだが、レギュラーを張った人間なら、誰でもそこを外れた場合、引退するか、あるいは代打などで現役を続けるか決心する時期が来る。

高原寿夫Hisao Takahara
取材歴30年を超える〝アラカン〟記者。
社会ネタから始まって吉本興業から宝塚歌劇の芸能取材、野球ではイチロー日本一(1996年)近鉄劇的優勝(2001年)星野阪神V(2003年)緒方カープ連覇(2017年)など数々の瞬間に立ち会ってきた。
日刊スポーツ大阪本社編集委員。
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