
【随時更新】「新しい菅野智之じゃなくて、昔のいい時のフォームに…」/連載〈1〉
右肘の張りで開幕からファームでの調整が続いている巨人菅野智之投手(33)が5月25日、川崎市のジャイアンツ球場でシート打撃に登板しました。3月18日のオープン戦日本ハム戦以来となる“実戦”は、打者3人に15球を投げ、最速は149キロ。直球に加え、スライダー、カーブ、フォークと変化球を交え、石川は右中間二塁打、前田は空振り三振、松原は四球の結果でした。5月28日のイースタン・リーグのヤクルト戦先発へとステップを踏む直前、シート打撃登板後に今の状況を話しました。
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◆菅野の離脱3月18日の日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)に先発したが、1回2安打1失点(自責0)、21球で緊急降板した。6回80球のプランは崩れ、試合後、原監督は「右肘の張り」と理由を説明。6年連続9度目の開幕投手の筆頭候補だったが、回避となった。開幕は2軍で迎え、4月4日にはジャイアンツ球場のブルペンで座った捕手に6割程度の力感で28球の投球練習。その後も調整を続け、5月10日には患部の状態について「肘に不安はない」と語った。
「出力はかなり戻ってきている」
――一番確認したかった点は
菅野新しいことにも取り組んでいるので、バッターに対して投げると、どういう感覚なのかなという部分。あと1つは出力を上げるというのがテーマになってきたので、その2つを確認しました。
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