【対談in富山】巨人浅野翔吾&DeNA松尾汐恩「オレ、人見知りだから…」からの縁

甲子園を沸かせたドラフト1位ルーキーが対談しました。巨人浅野翔吾外野手(18)とDeNA松尾汐恩捕手(19)。U18日本代表で共闘し、プロ入り後も試合の反省や改善点をビデオ電話で指摘し、互いを高め合っています。ともに前半戦で1軍も経験。7月18日の「フレッシュオールスター2023」の試合前に、互いの存在、感じるすごみ、ちょっと直して欲しいところなどを語り合いました。

プロ野球

◆浅野翔吾(あさの・しょうご)2004年(平16)11月24日、香川県高松市生まれ。小学3年時に野球を始め、屋島中では捕手。中3時にU15日本代表に選出され、アジア選手権優勝。高松商では1年夏からベンチ入り。外野手で2、3年夏の甲子園出場。甲子園通算5試合、17打数11安打、4本塁打、8打点、打率6割4分7厘。U18W杯日本代表。22年ドラフト1位で巨人入団。7月7日に1軍昇格し、同8日のDeNA戦の6回に代打でプロ初出場。3打席3三振で同21日に登録抹消になった。フレッシュ球宴では「1番中堅」で2安打1打点。171センチ、86キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1200万円。


◆松尾汐恩(まつお・しおん)2004年(平16)7月6日、京都・精華町生まれ。川西小1年で野球を始める。精華中では京田辺ボーイズに所属、3年夏ボーイズ日本代表選出。大阪桐蔭では内野手から捕手転向した1年秋からベンチ入り。2年春から4季連続甲子園出場。今夏の聖望学園(埼玉)との2回戦では、2打席連続本塁打を放った。甲子園通算39打数15安打、5本塁打、14打点。50メートル6秒1。二塁送球1秒87。22年ドラフト1位でDeNA入団。6月23日に1軍昇格。フレッシュ球宴は「3番捕手」で1安打。178センチ、76キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1100万円。

「近江の山田からバックスクリーン」

――互いはどんな存在か

松尾やっぱり高校から知っている仲で、切磋琢磨(せっさたくま)できる存在ですね。

浅野ライバルであり、素直に何でも言い合える存在です。

お互いの回答を見合う=7月18日、アルペンスタジアム

お互いの回答を見合う=7月18日、アルペンスタジアム

――高校2年生の時から甲子園で活躍。互いに意識するようになったのは

浅野もともと知ってはいたんですけど、2年の夏に近江の山田(現西武)からバックスクリーンにホームランを打った時からですかね。すごいバッターだなと思いました。

2022年3月31日、甲子園

2022年3月31日、甲子園

松尾もともと自分も浅野のことはニュースとかで知っていたんですけど、直接見て、すごいと思ったのは、2年夏のタイミングだと思います。試合でのホームランもすごいと思ったんですけど、それ以上に左でも打てると聞き、すごいなと思ってました。

――仲良くなったきっかけは

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