【DeNA中川颯】サブマリン価値上げたい!先発もリリーフも幅広く/ 連載〈70〉

DeNA中川颯投手(26)が1軍に欠かせない戦力となりつつあります。オリックスから戦力外通告を受けて、故郷・横浜に戻ってきました。加入1年目の今季、序盤は先発として開幕ローテーション入り。右肩の違和感で6月から約2カ月、離脱するも復帰後はリリーフとしてロング要員、ワンポイント、接戦時など幅広い役割で活躍を見せています。球界でも希少なアンダースロー右腕が、未来への意気込みと感謝を語りました。

プロ野球

◆中川颯(なかがわ・はやて)1998年(平10)10月10日生まれ、神奈川・横浜市出身。桐光学園では甲子園出場なし。立大では1年春からリーグ戦に出場し、通算10勝8敗。20年ドラフト4位でオリックス入団。1軍登板1試合のみで、23年は育成契約となりオフに戦力外となり、DeNAが支配下として契約。加入1年目の今季は29試合に登板し、3勝0敗、防御率4・42。184センチ、80キロ。右投げ左打ち。

9月7日の巨人戦で、2死満塁のピンチをしのぐ

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「めちゃくちゃ充実した1年」

――加入1年目で1軍に定着しつつある。今季の活躍は

こんなに先発をやったりリリーフをやったり、いろいろなポジションをやるとは思ってなかったんですけど、これから先のこと考えたらめちゃくちゃ充実した1年だったかなと思います。

――リリーフ、先発との違いは感じる

違いますね。場数を踏んでいけば慣れていくものなのかなと思いますし、そもそも先発の経験がアマチュアの時からあまりなくて。逆にリリーフで痺れる場面の登板の方が多く経験してきたので、リリーフの方がその経験を生かしやすい気はします。結構、一気に気持ちが上がるというか、スイッチが入ります。

――先発とは調整やメンタル面でも違う

体の調整はしやすいんですけど、スイッチの入れどころが難しいなと。あと先発は相手も自分に合わせて入ってくる。左打者を並べられたりして、そういったところでの駆け引きは難しいなと思います。

――リリーフの方がメンタルが落ち着く

そうですね。余裕が持てているというか、先発の時よりは周りを見られるようになっているかなと。

――緊迫した場面で心がけていること

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。